求人票のどこを見れば失敗しないか|応募前に必ず確認する7つの欄
給与の金額だけを見て応募すると、入ってから「思っていた条件と違う」が起きます。求人票のうち、生活に直接ひびく7つの欄を挙げて、それぞれ何を確かめるかを説明します。
求人票は情報量が多く、どこを見ればいいのか分かりにくいものです。多くの方が最初に見るのは給与の金額です。ただ、入ってから「思っていた条件と違った」となる原因は、給与欄の外側にあることが少なくありません。
ここでは、生活に直接ひびく7つの欄を挙げます。応募ボタンを押す前に、この7つだけは目を通してください。
1. 雇用形態
正社員・契約社員・パート・派遣社員のどれかです。同じ仕事内容でも、契約の相手と契約の期限が変わります。派遣社員の場合、給料を払うのは働き先ではなく派遣会社です。
違いの詳細はパート・派遣・正社員の違いにまとめています。
2. 給与の内訳
「月給25万円」と書かれていても、その中に何が含まれるかは求人ごとに違います。確かめるのは3つです。
- 基本給はいくらか - 手当がいくら含まれているか(役職手当・皆勤手当など) - 残業代が最初から含まれていないか
残業代が含まれている場合、「固定残業代」「みなし残業」という言葉で書かれます。この形だと、書かれた時間まで働いても金額は増えません。
3. 勤務時間と休憩
始業と終業の時刻、休憩が何分かを見ます。あわせて「シフト制」かどうかを確かめてください。シフト制の場合、早番と遅番が交互に来ることがあり、生活のリズムが変わります。
4. 休日・休暇
「週休2日制」と「完全週休2日制」は違います。
| 書き方 | 意味 | |---|---| | 完全週休2日制 | 毎週2日休みがある | | 週休2日制 | 月に1回以上、2日休みの週がある。ほかの週は1日 |
土日休みを前提に生活を組む方は、ここを読み違えると予定が崩れます。
5. 試用期間
試用期間があるか、あるなら何か月か、その間の給与が下がるかを見ます。「試用期間3か月(その間は時給1,100円)」のように、本採用後と条件が違う求人があります。
6. 変更の範囲
2024年4月から、求人に「変更の範囲」を書くことが義務になりました。採用後に仕事内容と働く場所がどこまで変わりうるかを示す欄です。
- 仕事内容…今の仕事だけか、会社の判断で他の仕事にも変わるか - 働く場所…その勤務地だけか、転勤の可能性があるか
転勤の可能性があると書かれていれば、その会社では実際に起こりうるということです。家庭の都合で動けない方は、必ず見てください。
7. 通勤にかかるもの
交通費が出るか、上限があるかを見ます。上限がある場合、超えた分は自分の負担です。あわせて最寄り駅から徒歩何分か、車通勤ができるか、駐車場があるかも確かめてください。

